国家試験

2020年出題傾向がみえる成人看護学

編著:大川明子 著:小寺直美、豊田妙子、藤井夕香、吉川尚美、小林奈津美
商品コード:
978-4-86194-240-2
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要点編で全体を理解し,解答編で実力を試しましょう.
本書を,看護師国家試験を受験する皆さんの国家試
験対策の参考書として,また自己学習の支援書とし
て活用してください.
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2,420 円(税込)
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平成30年度版出題基準では,成人看護学は次のように改定されています.
○ 急性期,救急・クリティカルケア,周手術期,慢性期,セルフケ
ア・社会的支援の獲得,リハビリテ-ションなど,各期における看
護の基本について体系的に整理
○ 機能障害のある患者については,アセスメント/検査・処置/治療
/看護を体系的に問うことができるよう,項目を整理

出題内容については,基礎的知識を状況に適応して判断を行う能力や人々の生
活への支援を重視する看護に特有の状況の捉え方と判断プロセスを問う問題が出
題されると思われます.
出題基準については,小項目が中項目に関する内容をわかりやすくするために示
したキ-ワ-ドであることが示されていますので,大項目・中項目・小項目を関
連づけながら体系的に基礎的な知識を習得することが大事です.
また状況判断のプロセスを養うためには,臨地実習での看護体験と結びつけること,
さらに事例を通して看護事象を早く的確に読み込める読解力や情報を分析する力,
情報を統合し判断できるアセスメント力,知識に裏付けた根拠のある問題解決能力
を修得しましょう.

目次
目標Ⅰ 成人各期の健康保持・増進や疾病の予防について基本的な理解を問う.
❶ 成人の特徴と生活
A 成人期の発達課題の特徴
B 成人の生活
C 成人を取り巻く環境
❷ 成人における健康の保持・増進や疾病の予防
A 生活習慣に関連する健康課題
B 職業に関連する健康課題
C ストレスに関連する健康課題

目標Ⅱ 急性期にある患者と家族の特徴を理解し看護を展開するための基本的な理解を問う.
❸急性期にある患者と家族の特徴と看護
A 患者の特徴
B 家族の特徴
C 急性期における看護の基本
❹ 救急看護,クリティカルケア
A 緊急度と重症度のアセスメント
B 救急看護・クリティカルケアの基本
❺ 周術期にある患者と家族への看護
A 術前からの看護
B 術中の看護
C 術後の看護
D 術後合併症と予防
E 術後の機能障害や生活制限への看護

目標Ⅲ 慢性疾患がある患者と家族の特徴を理解し看護を展開するための基本的な理解を問う.
❻ 慢性疾患がある患者と家族の看護
A 慢性疾患がある患者と家族の特徴
B 慢性疾患の治療と看護の基本
C セルフケア・自己管理への看護
D 社会的支援の獲得への看護

目標Ⅳ リハビリテーションの特徴を理解し看護を展開するための基本的な理解を問う.
❼ リハビリテーションの特徴と看護.
A リハビリテーションの特徴
B 機能障害のアセスメント
C 障害に対する受容と適応への看護
D チームアプローチと社会資源の活用
E 患者の社会参加への支援

目標Ⅴ がん患者と家族の特徴を理解し看護を展開するための基本的な理解を問う.
❽ がん患者と家族への看護
A がん患者の抱える苦痛
B がん患者の生活上の困難
C がん患者の治療と看護
D がん患者の社会参加への支援

目標Ⅵ 終末期にある患者,および緩和ケアを必要とする患者と家族の特徴を理解し
看護を展開するための基本的な理解を問う.
❾ 終末期にある患者および緩和ケアを必要とする患者と家族への看護
A 緩和ケアを必要とする患者と家族への看護
B エンド・オブ・ライフ・ケア〈end-of-life care〉
C 臨死期の看護

目標Ⅶ 各機能障害のある患者の特徴および病期や障害に応じた
看護について基本的な理解を問う.
❿ 呼吸機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者の看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓫ 循環機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者の看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓬ 消化・吸収機能障害のある患者への看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓭ 栄養代謝機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓮ 内部環境(体温,血糖,体液量,電解質,酸塩基平衡)調節機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓯ 内分泌機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓰ 身体防御機能の障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓱ 脳・神経機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓲ 感覚機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓳ 運動機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
⓴ 排尿機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護
㉑性・生殖・乳腺機能障害のある患者の看護
A 原因と障害の程度のアセスメントと看護
B 検査・処置を受ける患者への看護
C 治療を受ける患者への看護
D 病期や機能障害に応じた看護